こんにちは、川澄です。

前回の更新からしばらくお休みを頂いておりましたが、
本日から再開していきますのでよろしくお願いいたします。

“端”材から”画”材へ
最終回です。

▽過去編はこちら
木製パネルブログ ～試作品配布編～  ➡ 【コチラ】
木製パネルブログ ～木製パネルが出来るまで編～  ➡ 【コチラ】
木製パネルブログ ～パネル仕様編～ ➡ 【コチラ】

なぜこのようなことを考えたのか？についてですが、
思いつきで突拍子もないことを始めたわけでは無く、
私は順を追って一歩ずつ確実に新しいことに取り組んでいます。

1.アートを買う
2.額装を頼んでみる
3.パネルに水張りしてみる
4.オリジナルで額装してみる
5.アート展覧会を開催する ➡ 【過去ブログ】

5番のアート展覧会は大きく飛躍しすぎた感はあるのですが、
建築のノウハウが活かせたことに合わせてこれまで多くの展示会などに出掛けたことで、
特に問題もなくイメージ通りの満足のいく出来だったと思います。
次のステップとして考えたのは建築にも通じるところがある”画材＝パネル”です。

パネルの件で、ご説明させて頂いている皆様に申し上げておりますが、
1番の理由は「アートが好き」

単純です。

しかしこの気持ちがないと活動を続けていくことは難しいと思います。
リサイクルと言いながらも製作するにはその過程で様々な経費が発生することが1番の理由です。

材料代はゼロですが、職人さんのパネル製作費はしっかりお支払いしています。
モノづくりにおいて”タダ” “無料” “サービス”ほど怖いものはありません。
しかし、この一連の活動に共感していただいている職人さんと共に活動していますので、
製作費においても通常に比べて協力していただいています。

その他にも

・サンプル製作費
・販促費
・梱包費
・配送費

etc….。

これら全ての経費をカバー出来るほどの販売価格を予定していません。
価格に関しては一般的に販売されている色々な木製パネルの価格を意識しています。
学生さんやアートを楽しみたい方に向けて、お求めになりやすい価格を考えています。
リサイクルパネルという名目ですが、満足度が高い品質だと自信を持っています。
たくさんの方の手に渡ってアート制作を楽しんでいただきたいです。

では、なぜ予算が合わないのに活動をするのか？
それは価値にあります。

この活動は沢山の価値を与えてくれます。
踏み込んで見なければ知ることが出来ない情報や体験。
作家さんとの交流もそうです。
話の中で新しいアイデアも生まれます。
そこに大きな魅力を感じます。

ゴミとして捨てられて燃やされていく予定だったものに、
人の手が加えられて、木製パネルとなって製品化する。
パネルに絵が描かれてアート作品が完成する。

素敵なプロセスだと思っています。
とてもやりがいを感じています。

地元である岡崎市に新しいアート文化を誕生させる大きな目標のためには必要な活動です。
まだ、話足りない部分はあるのですが、活動はこれからも続いていきます。
進展があり次第、随時報告させていただきます。

まずは、12月に名古屋市の大型イベントにて
オリジナル木製パネルの試験販売を予定しています。

コチラです ➡ クリエータズマーケットVol.49【公式】

今後ともよろしくお願いいたします。
木製パネルについてのお問合せは随時受付しております。

それでは次回のブログでお会いしましょう。

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